寝違え･ぎっくり腰

慢性的に重だるい、つらい症状の首肩こり・腰痛と違い、寝違え・ぎっくり腰は炎症を伴う急性症状を指します。

ねんざや傷口に置き換えると分かりやすいですが、ズキズキと痛みが出る、正しい姿勢を保持できない、圧痛が強く、筋肉や関節等に傷がつき、炎症が起こっている状態です。傷が修復されるまでは、一度症状が緩解しても痛みが再発するケースが多いです。修復には個人差・症状差がありますが、早くて数日～長い方は数週間痛みが続くこともあります。

鍼灸治療は、脳から鎮痛作用のあるホルモンが出ることによって痛みが和らぎ、また傷の治りを早くする効果が期待できます。

また、炎症が起こっているためご自宅でもお風呂やカイロで温めたりはせず、冷やしながら安静にしていただくことが早い回復の近道となります。